1日目
JR奈良駅に到着後、奈良交通の「1日バスフリー乗車券」を購入し、バスで近鉄奈良駅へ向かいました。
まず向かったのは、近鉄奈良駅すぐの中谷堂。残念ながら高速餅つきのパフォーマンスは見られませんでしたが、購入したよもぎ餅の生地はこれまでで一番柔らかく、感動的でした。

次に、ならまちへ移動し、柿の葉寿司の老舗・平宗でランチをとりました。つるっとしたそうめんがセットになっており、真夏の奈良にぴったりの清涼感。

食後は少し休憩し、奈良公園へ向かいました。
奈良公園では、鹿たちが真夏の暑さで木陰に集まって休んでおり、ふんを踏まないように歩くのがなかなか大変でした。観光客は外国人も多く、インバウンド人気の高さを感じました。

次に向かったのは東大寺。やはりスケールの大きさは圧巻で、大仏の荘厳さに圧倒されました。


歩き疲れたので、千壽庵吉宗で冷やしぜんざいをいただき、身体の熱をクールダウン。

その後、JR奈良駅に戻り、駅前の居酒屋で夕食をとりました。奈良漬と日本酒の相性が抜群で、奈良の夜を満喫しました。

宿泊はスマイルホテル奈良。なんと割引で1人1,000円で泊まることができ、コスパ最強でした。
2日目
2日目も引き続き1日バス周遊パスを購入しました。
まずは氷の神様をまつる氷室神社へ。ここでは、氷の上におみくじをのせると文字が浮かび上がる「氷みくじ」や、氷をお供えし、そのあまりをかき氷としていただく「氷参拝」など、ユニークな体験ができました。真夏の奈良にぴったりの涼感スポットでした。


次に菅原天満宮へ。菅原道真の生誕地とされており、学問の神様として知られています。境内はこぢんまりとしていましたが、静かで歴史を感じる空間でした。

その後、HIGASHIDA FARM STRAWBERRYでいちごパフェをいただきました。凍らせたいちごを砕いて入れたフローズンベースと、なめらかなソフトクリームの組み合わせが絶品で、また訪れたくなる味でした。
暑さとバスの本数の少なさに困っていたところ、いちごパフェを買いに来ていた地元の方が近くのバス停まで送ってくださり、心温まる出会いもありました。
次に向かったのは、がっつり亭という地元で有名なデカ盛り食堂。料理の提供は少し遅かったですが、ボリューム満点で満足感がありました。

午後は唐招提寺へ。鑑真和上が建立した歴史あるお寺で、千手観音像や、校倉造の倉庫など、文化財としての見応えがありました。

その後、西ノ京から電車で大和西大寺駅へ移動。ここは元首相・安倍晋三氏が事件に遭われた場所でもあり、現在は花壇となっています。地元の人々が日常を送る中、改めて政治と歴史の重さを感じ、石碑などがあってもいいのではと思いました。

最後に近鉄奈良駅まで戻り、天理スタミナラーメンで締めの一杯。見た目は長崎ちゃんぽん風で、味はそこまで濃くなく食べやすかったです。

帰りはJR奈良駅から帰路につき、旅を締めくくりました。
感想まとめ
奈良のグルメ(柿の葉寿司・よもぎ餅・かき氷)を満喫できたほか、東大寺や唐招提寺、氷室神社など歴史的スポットも充実した旅となりました。
バス移動が鍵であり、本数が少ないエリアでは時刻確認をしながら動く必要があります。また、地元の人のやさしさに触れることができ、心温まる夏の奈良旅となりました。
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